2012年2月28日火曜日

自由村

こんばんは! オーナーのAkiraです。

トロントにはTCCと呼ばれる公共の交通機関があります。バス、サブウェイ、それから路面電車のようなストリートカー。当然それらには行き先が記されています。

すがすがしい青空につられるように外へと出たわたくしは、気になる行き先を掲げたバスが目の前を通り過ぎてゆくのを見かけました。その名も――


                                                        『Liberty Village』

つ まり、直訳すると『自由村』です。自由……若かりし頃のわたくしは、この言葉に抗いがたいほどの魅力を感じていたものです(しんみり)。いえ、もちろん今 現在もですが(笑) ただ、その頃と今とでは少しだけ違う捉え方をしています。それは「自由」と「自分勝手」との違いに気づいたからでしょうか。


さて、どうでもいいつぶやきはこの辺にして、本題へと戻りましょう♪


思い立ったが吉日ともいいますし、どちらかというと直感や本能に従う性質のわたくしは、次のバスを待って「Liberty Village」へと向かうことにしました。 村人たちは村に冠された名前どおり、地平線の果てまで広がっていそうな草原で、思い思いの自由を謳歌しているのかもしれません。トロントという大都会の中に存在する魅力的な名前の村……果たしてどんな所なのか、否が応でも期待が高まります! 


バスに揺られること約20分。ついに到着しました! これが「Liberty Village」の入り……ぐち? 日差しを受けて文字が輝いています。想像していたものとだいぶ様子が違うような……。











 いえいえ、まだ判断するには早すぎます。村を見て回ってからでも遅くはないはず。

少し歩いたら、やはりありました! 『自由通り』のサインです。













 




自由通りを東へ向かって歩いてみました。すると、牧草を貯めておくサイロのようなものが! 写真を撮り逃しましたが、馬に乗ったシェリフ(保安官)、もといポリスともすれ違いました。


 
サイロではなく煙突でした。もういい加減、この辺で幻想を追い求めるのはやめにしました(泣) こんなショッピング・モールのようなものを見てしまった後では、草原が広がる牧歌的な風景などとてもあるとは思えません……。

ショッピング・モールとまでは言えませんが、数多のショップやダンス・スタジオ、フィットネス・クラブなどが入っていました。


自由村――その実態は村内を軽く散歩すれば自ずと知れます。そう、「Village」というのは名ばかりで、実際のところは現在進行形で開発が行われている、天を衝くようなコンドが建ち並ぶベッドタウン然とした場所なのです。

このとおり、まだ建設中のコンドがほとんどでした。建設予定地もそこかしこに。オンタリオ湖のすぐそばのようなので、それらに住んだら見晴らしはよさそうです♪

















村という響きからはずいぶんとかけ離れた場所でしたが、人口密度は村のそれに近いものがありました(笑)

2012年2月15日水曜日

-13℃

こんばんは! オーナーのAkiraです。

暖冬だからといってカナダを甘くみていると、「突如として足元をすくわれる」という結果を招きます。つい三日ほど前のことですが、起きて外を見たら世界が一変していました。

 暗いけど実はまだ午前中です。
















下の玄関まで出てみました。

















屋内へ戻って気温を調べてみると、日中なのになんと-13℃もありました! それは寒いわけです……。ちなみに、この日の最高気温は-8℃でした。

リビングの窓に自然のアートが出来上がっていました。







































寒いとついつい屋内に引きこもってしまいそうですが、むしろ寒い日に外へ出てみるのもいいかもしれませんね。「これでこそカナダ!」という気分になりますよ♪

2012年2月11日土曜日

Do you know where J-town is?

こんばんは! オーナーのAkiraです。

ここトロントでは様々な国の人々が生活しているため、市内各地には色々なコミュニティが存在しています。中国はもちろんのこと、韓国、イタリア、インド、ギリシャ、ポーランド、ジャマイカ……そして日本人のコミュニティであるJ-town。ウワサには聞いていたのですが、実際に行ったという話が周りになかったため、「これは日本人としては是非とも確認してみなければ!」ということで、以前の宿泊者のアズサ先生と連れ立って行ってまいりました!

他のコミュニティはオーナーのわたくしもちょくちょく訪れます。ではどうして日本人コミュニティだけ行ったことがなかったのか? これは単純にダウンタウンから離れた場所にあるからだと思われます。そう、他のコミュニティはダウンタウンの周辺にあるのでアクセスしやすいのです。ちなみにSBは「リトル・ジャマイカ」と呼ばれるジャマイカン・タウンの近くにあります♪

たっぷり30分ほど遅刻して、待ち合わせ場所のフィンチ駅に到着。アズサ先生ごめんなさい! 寛容な彼女は笑って許してくれました。ルーズな男でホントにすいません……。


地上に出てバスにGet on! しばらく走ったところで異変に気づいたわたくし。

「あれ? シェパード……? シェパードって、フィンチより南じゃなかったっけ?」

「え? シェパード??」

北へ向かうはずが思いっきり逆方向へ2駅も下ってました(笑) いえいえ、トロントではよくある現象です。多分……。

気をとりなおし、今度こそ間違いなく北へ向かうNo.53のバスにGet on! スティールス・アヴェニューを右に折れ、バスは一路J-townへ。

15分ほど走ってやっと到着! さっそくタウン内を2人で探索してみました。


ブティックやスキンケア用品、DVDショップなどが入った建物にはじまり、奥にはカフェや居酒屋、さらにバーまでありました。そしてバーの右隣には不思議空間が!


一見したところ漫喫のようですが、寿司屋のカウンターのようなものが見えます。


隣のスペースではスーパー、ブッチャー、魚屋、ケーキ屋、雑貨屋、レストランなどが一堂に会していました。お菓子類の豊富さと手作りらしき豆腐に感動!

レストランのメニューを許可を得て撮らせてもらいました。












 

帰りのバスから見えた表示板です。

「Welcome to TORONTO・・・・・・?」

どうやらJ-townは、正確にいうとトロントの郊外にあるようです。行った人が周囲にいないのもこれで納得? 日本が恋しくなった時に行ってみるといいかもしれませんね♪

2012年2月8日水曜日

Rink is thawing......

こんばんは! オーナーのAkiraです。

話が前後してしまいますが、一昨日の暖かい陽気のもと、五大湖のひとつであるオンタリオ湖へと出向いてみました。おともは現在のSB紅一点であるトモコちゃんと、以前の宿泊者マイコちゃんの二人。両手に花状態のわたくしオーナーは、テンション上がりまくりで待ち合わせ場所のユニオン駅へと向かいました(笑)


初めてだったのでついつい駅舎内の写真を一枚。ユニオン駅周辺はビルが林立するオフィス街のようになっているため、わたくしにはあまり縁のない場所なのです……。


外に出るとトロントのランドマーク、CNタワーがすぐそこに! 

目的のオンタリオ湖を見るため、我々一行は大きなストリートを(迷いながら)南下。しばらく歩くと見えてきました、オンタリオ湖!


午後の日差しを反射してキラキラと輝いていました。左手の奥に微かに浮かんでいるのがトロント・アイランド。600人ほどの住人がいるそうな。

  
背後にあるスケートリンクは溶けて水浸しに……。そこをスーツ姿で華麗に滑走する男性を激写! 去り際もそれはもう颯爽としたものでした(笑)

SBに戻ると真っ暗(汗) 「誰もいないなんて寂しい!」 と三人で嘆いているうちに、ぞくぞくと人が集まりだして最終的にはこんな状態に↓






やっぱりこの日もSBは賑やかでした♪

Spa & Sauna!

こんばんは! オーナーのAkiraです。

わりと暖かい日が続いていますが、本日は風が身に染みいる寒さでした。トロントに来て早4ヶ月、今日の寒さともあいまって湯舟が恋しくなりはじめた今日この頃……。そんななか、オーストラリアから付き合いのある友人と、ダウンズヴューにあるスパ&サウナに行ってきました!

サウナがメインで、汗を洗い流すためにシャワーと湯舟があるようです。受付で$20を払ってTシャツとハーフパンツをレンタルし脱衣場へ。着替えて奥へ進んだところの大ホールには、売店、プール(ビリヤード台)、ランニングマシーンなどがあって休憩所をかねているようでした。そこを抜けると、温度の違うサウナ室が並んだ部屋が! 77℃に設定されたサウナでリラックス♪

気持ちよく汗をかいたあとは、いよいよお待ちかねの浴槽へ!

「ご……極楽ぅ…………!」

恐ろしいほどの心地よさに身も心も弛みまくってしまい、写真をとるのを完全に忘れてしまいましたとさ……。

2012年2月6日月曜日

Spring is coming?

こんばんは! オーナーのAkiraです。

まだ2月も始まったばかりだというのに、どうやらSBには一足先に春が訪れたようです。

昨年と同様、キッチンのファンの中に鳥たちが巣を作りだしたらしく、彼らのさえずりが時折り聞こえてきます。前回より数ヶ月も早いのは、やはり暖冬のせいなんでしょうかねぇ。

というわけで、彼らが巣立って行くまでの間ですが、ファンの使用を控えさせて頂きます。宿泊者や訪問者の方々にはご不便をおかけしますが、彼らの成長をみんなで見守っていきましょう♪

2012年2月2日木曜日

Set Off !!

こんばんは! オーナーのAkiraです。

昨日、10ヶ月にわたってSBを運営してきた前オーナー、ミノル君とトモヨちゃんが旅立っていきました! ミノル君はこのSBを一人で立ち上げ、試行錯誤しながら現在のかたちにまで創り上げたパイオニアです。

彼にお世話になった人は数知れないと思います。かくいう私もその一人ですけどね。


旅立ちを見送るのはいつだって寂しいもんですね……(涙)

でも、出会いがあれば別れはつきもの。彼はバックパッカーですし、私もそうです。ここで別れても「今生の別れ」ではもちろんないので(笑)、お別れの挨拶はお互い簡単なものでした。

ミノル「それじゃ、また」

Akira「じゃ、今度はヨーロッパあたりで」

こんな感じです(笑)

SBのリビングの壁にはこんな言葉が描かれています。

『Come as a Guest, go as a Friend.(ゲストとして訪れ、友だちとなって発つ)』

日本語訳は私なりの解釈なので、あしからず……。とにかく、これまでにSBを訪れた方たちは誰しもがこの言葉どおりになって旅立っていきました!

これからもSBはそんなゲストハウスであり続けます!!

ミノル君、トモヨちゃん、よい旅を!!

2012年2月1日水曜日

To Visitors

こんにちは! オーナーです。

最近はよく雪が降りますね。「これぞカナダの冬!」という気もしますが、今年は異常なくらいの暖冬だそうです。たまにTシャツ一枚で歩いている人なんかも見かけます(笑) 地元っこはやはり違いますねぇ~。


さて、オーナーが変わってもSBでは変わらず、毎日のように以前の宿泊者の方々が遊びに来てくれています。ありがたいことです(うれし涙)。

なのですが、「これはちょっとどうなの?」という話が持ち上がってきているので、この場を借りてクリアーにしようと思います。

SBではオープン当初から、オーナーの意向でパスタとお米をフリーで提供させて頂いております。このサービスは「宿泊者の方々」に向けたものです。お金を払って宿泊して頂いているので当然ですよね? これを訪問者にまで適用してしまうのはフェアではありません。


ということで、訪問者の方々に対しての新しいルールを作りました。以下、2月より適用となりますのでご確認ください。

①パスタまたはお米を食べた方は、その食べた量いかんに関わらず一律「50セント」頂きます。

②酔ってしまったので帰れない、帰るのが面倒で朝方まで居たいという方は、リビングに限り「$5」で宿泊可能とします。寝てはいなくとも朝方まで居た方も宿泊したものとみなします。

以上の二つを守って、みんなが気持ちよく使えるSBにしましょう!

よろしくお願いします。